アツくなってきた、スマートシロモノ家電市場
アツ~~~~~~~い。もう、イヤだ~~~~!
夏大キライ宣言、副編・石田です。
さてさて、連日、新製品発表が続く昨今ですが、昨日も注目の新製品、新サービスが発表されました。
それが東芝が手掛けるスマート家電!
昨年、パナソニックが国内メーカーの先駆けてとして、スマホの活用を主とするネットワーク対応のシロモノ家電、「スマート家電」シリーズを展開しましたが、東芝もいよいよい本格参戦です。
そもそも東芝は、2002年から「FEMINITY」シリーズというネットワーク家電を発売し、その後ホームITシステムとして現在に至るまで展開しています。
今回のスマート家電シリーズは、この「FEMINITY」と連携するサービス(別売のITアクセスポイントとHAアダプタが必要)というわけ。
ざっくりできることは、ドラム式洗濯乾燥機の『ヒートポンプドラム ZABOON TW-Z96X1』で、フィルターの目詰まりなどをメールで教えてくれる「故障予知機能」やタブレット端末などから直接修理センターに修理の依頼を行なう通知機能を装備。
東芝
ヒートポンプドラム ZABOON TW-Z96X1
実勢価格:34万8000円 11月20日発売
エアコンの『プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ』では、外出先からの遠隔操作に加え、室温が32℃以上になるとメールで知らせる「見守りサポート」機能も備えます。
東芝
プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ
11月上旬発売
そして、冷凍冷蔵庫の『VEGETA GR-G56FXV/GR-G51FXV』では庫内に別売のカメラユニットを設置することで、外出先から庫内の様子を確認できるようになるなど、パナソニックのスマート家電シリーズとはまたひと味違った機能展開で注目を集めそうです。
東芝
VEGETA GR-G56FXV/GR-G51FXV
実勢価格:32万8000円(GR-G56FXV)/30万8000円(GR-G51FXV)
9月下旬発売
ということで、パナソニックに続き、東芝もスマート家電に本格参入したことにより、いよいよこのカテゴリも競争が激化していくでしょう。
シロモノ家電は人の生活に密接に関わってくるモノ。シロモノ×ネットワークが、我々のライフスタイルに与える影響は計りしれません。今後の展開含めて、要チェック! であることは間違いないのです!
※サービスを利用するには「フェミニティ倶楽部」への登録が必要で、登録料1000円と月額500円のランニングコストがかかります。
DJ初心者に絶対おすすめしたい『DDJ-WeGO2』
みなさんこんにちは。季節の変わり目に体調をやられやすい音モノ担当・玉造です。
今日は、本日発表されたばかりのパイオニアDJ新製品を紹介します。
パイオニアDJ『DDJ-WeGO2』
実勢価格:3万7800円 10月下旬発売
※iPadは付属しません。
この『DIGITAL DJ-WeGO2』は「DJコントローラ」という製品なのですが、
一応簡単に説明しておくと「DJコントローラ」とは、DJ用のソフトウエアをアナログ的操作でDJプレイをするためのコントローラのことです。
従来はPCソフト用のDJコントローラがパイオニアはもちろん、数多くのメーカーから出ていましたが、iPad/iPhoneに対応したのがこの『DIGITAL DJ-WeGO2』。
「iPad」や「iPhone」に入っている音楽で簡単にDJプレイを楽しめるアプリ、『djay 2』をインストールして付属ケーブルで本機と接続すると、アプリ内の操作が本機で出来るという仕組みです。
djay 2
実勢価格:170円/850円(iPhone/iPad)
『djay 2』はディスプレイをなぞってスクラッチやボタン操作ができたりと、まさに「その場でDJプレイができる」ことがポイントのアプリですが、本機を使えばその気軽さを保ちながら本格的なプレイが楽しめるというわけですね。
↓『djay 2』のプレイ画面。
↓『DDJ-WeGO2』とつながった状態です。スクラッチなどはアナログレコードを扱う感覚でプレイできます。
『DDJ-WeGO2』には、『DDJ-WeGO』という先代モデルがあるのですが、
今回iPad/iPhone対応以外の外観的な設計はほぼ同じ。
『DDJ-WeGO』の特長だった、ボタンやノブなどがサウンドエフェクトに合わせてLEDでイルミネーションされる機能も継承しています。
外観での変更点は、前モデルにはなかったグリップ機構ですね。
接続した『iPad』などのスタンドを兼ねているのですが、片手で運べるようになっています。
全くDJ未経験の私的には結構ハードルの高い本機なのですが、
実物を見て思ったのは、ギミックがかなりメカっぽくてその「見た目」だけでもかなり購入欲をそそられるモノだということ!
LEDイルミネーションの派手さもそうですが、iPadと繋がったこの要塞感はかなりグッときました!
単純に「触ってみたい」。そう感じさせるギミックのものは決して多いわけではないので、
実機に触れたのはとても良かった!
それで触ってみたところ、このDJコントローラの優秀さは経験不足のためわからなかったのですが、実は気になってその後『djay 2』をインストールしてみたら、これスゴくてびっくり!
まず自分のデバイスに入っている好きな曲を気軽にプレイできる感動はもちろん、
結構適当に触っててもそれっぽくミックスできるんです!!
機能は全て使いこなせなくても何となくテンポを合わせて「ぽく」やれば、
なんかうまくDJできてるような気分になれる。
私は、電車の中でイジイジ触りまくってしまいましたよ。
「HIPHOP×パンク」みたいな趣味全開の組み合わせも、好き勝手に楽しめてしまいます!
そんな流れで、『DDJ-WeGO2』を触って音楽ってやっぱ楽しいなーって再認識させてくれましたが、やっぱり実際のDJコントローラで色々やってみたい! かっこいい『DDJ-WeGO2』をかっこよく操作するのを目標に、何とかこの『DDJ-WeGO2』をゲットする算段を始めていきたいと思います!
女優という人種は新人でもコワイ[松岡茉優 編]
巻末グラビア「ビジョメガネ」担当の益子です。
先日発売されたばかりの『デジモノステーション 10月号』の「ビジョメガネ」には、女優の松岡茉優さんにご出演いただきました。
この名前にピンと来なくても、朝ドラ『あまちゃん』や映画『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』を観た人なら絶対に知ってる顔でしょう。
「ビジョメガネ」Vol.139 松岡茉優
『あまちゃん』では、劇中アイドルグループ「GMT5」のリーダーで埼玉代表の入間しおり役、数々の映画賞を受賞した『桐島、部活やめるってよ』では、性悪リア充帰宅部の沙奈役(あの嫌な後味しか残らないキスシーンでおなじみ)を好演。
ドラマ通からの評価が高かった『鈴木先生』にも出演し、近年、制作陣がキャスティングに強烈なこだわりを持って作られた良作ほんとどに顔を出し、それぞれで全く異なるキャラクターを演じております。
「え、アレとアレって同じ子がやってたんだ」という声も聞くぐらいのカメレオン女優。
しかも、このキャリアながらまだ19歳。
観てきた作品のせいか、どこにでもいそうないわゆる名脇役タイプで、“グラビア的”ではないのではと思っていたのですが、さにあらず。
以前、巻頭グラビア「読書少女」(現「彼女の音」)の撮影現場に立ち会ったのですが、彼女をそう決めつけていた自分を恥じました。
感じていた「どこにでもいそう感」はあくまでも演技。
早くからこの業界で活躍していた(元おはガール!)ことが裏付けるプロとしてのルックスの良さ、そして他の女優には感じたことのないような独特の存在感を持ち、それを見せ付けられた僕は「ああ、これが女優というものだった……」と『猿の惑星』の主人公ように、がっくりと膝を落としたのでした。
その時の勝手な固定概念を恥じ、そこで可愛い松岡茉優さんの魅力を「ビジョメガネ」読者のアナタにも感じてもらいたくて、今回は構成しています。
ぜひともご覧くださいまし。
いやあ、ホントに女優という人種はコワイコワイ……。
秋のデジカメ、気になる新製品
なんだか急に秋めいた気候になってきましたね。
カメラ担当の増谷です。
秋の訪れとともに、デジカメの新製品発表ラッシュが始まってきました。
今回は、その中から個人的にちょっと気になるコンパクトモデルをピックアップしたいと思います。
ユニークな機構を搭載してきたのが、ニコンの『COOLPIX S6600』。
コンパクトモデルながら、バリアングル式の液晶を採用しています。
撮影アングルの自由度を飛躍的に高める機構で、画面を前に向けて自分撮りにも活用できます。
ニコン
COOLPIX S6600
実勢価格:2万9800円
▼バリアングル式の液晶を搭載しながら、ボディはコンパクトにまとまっています。
ユニークなのは、自分撮りの際にジェスチャーでカメラを操作できること。
カメラに向かって手をかざし、その手を四隅のアイコンに持って行くことで静止画や動画の撮影(3秒後にシャッターが切れます)、ズームの操作ができます。
操作可能な範囲はカメラから2mまで。
これなら、離れた位置からズームアップしてから撮影なんて操作もスムーズにできます。
バリアングル液晶をコンパクトの使われ方に合わせてアレンジしている点がすばらしいと思いました。
▼こうやってかざした手を四隅のアイコンに持って行けば操作が可能。
もう1台、気になるのが高級コンパクトの人気モデルであるキヤノンの「PowerShot S」シリーズの最新モデル『PowerShot S120』。
1/1.7型サイズのCMOSセンサーをコンパクトなボディに搭載したモデルですが、レンズの開放値が従来モデル『S110』のF2.0からF1.8と明るくなり、映像エンジンも「DIGIC 6」となって、さらに画質をブラッシュアップしています。
キヤノン
PowerShot S120
実勢価格:4万9980円
9月中旬発売予定
個人的に気になるのは、AF速度が約0.1秒と『S110』の約半分となっていることと、連写速度が12.1コマ/秒と高速化していること。
こういうコンパクトモデルは画質も大切ですが、シャッターチャンスを逃さずサクサク撮れるスピード感も大事だと思いますので、その点が強化されているのがグッときますね。
そのほか、三脚に固定してモードを選ぶだけで星空や星の軌跡、インターバル動画などを撮影できる3種類の「星空モード」を搭載している点も気になります。
これまでなら一眼レフカメラを用意し、細かい設定をする必要があった星空の撮影が、コンパクトカメラでモードを選ぶだけで撮れるようになったのはスゴイことだと思います。
また、「PowerShot S」シリーズには『S120』の下位モデル『PowerShot S200』も追加されました。
こちらはセンサーが1/1.7型サイズのCCDで、レンズはF2.0~の5倍ズームを搭載しています。
高画質なモデルを手軽に導入したいというユーザーにはうってつけのモデルだと思います。
キヤノン
PowerShot S200
実勢価格:3万4980円
9月中旬発売予定
デジカメ秋商戦は始まったばかりですが、早くも気になるモデルがいくつも発表されています。
今年もデジカメの新製品から目が離せそうにありません。
その辺の情報は、『デジモノステーション』本誌でもガッチリお伝えしていきますのでよろしくお願いいたします。
今回紹介した製品につきましては、現在発売中の本誌でも紹介しています。
詳細はぜひ書店にて!
シロモノ家電担当の新人です。
はじめまして、今月からシロモノ家電を担当すべく、デジモノ編集部にお邪魔することになりました宮川です。よろしくお願いします。
ちなみに今欲しいシロモノ家電はサイクロン掃除機。クロモノ家電だとBoseのBluetoothスピーカーが欲しいです、ちっちゃいやつ(笑)。
さて。では新人のくせにネタバレしてみます。
私がいよいよ編集部に本格参入する9/25発売の11月号の特集でご紹介するシロモノ家電は、新米の美味しい季節到来!!! ということで「炊飯器」です。
新製品もたくさん出ていますが、どのメーカーさんの製品にも気になるオリジナル機能が付いていてスゴイ。どれを買おうか本当に目移りしてしまいます。
そんな中、大変気になっているのがこちらの、「象印 圧力IHジャー 極め羽釜NP-WS10」。
だってこれ、「我が家炊き」という機能がございましてね、炊飯器がね、「この間炊いたご飯、どうでした?」って、聞いてくれるんですよ?
この機能を正確にお伝えするとですね、まず、炊飯の際にお米を洗って、お釜に水を入れ、炊飯器にセットしますね? そこで「我が家炊き」のボタンを押すと、液晶に質問が出てくるわけです。「我が家炊きの炊きあがりはいかがでしたか?」と(まあ、そうは書いてないですけど……)。
で、我々は、前回の炊きあがりを思い出して、「かたさ」を三段階から(やわらかい、よい、かたい)、「粘り」を三段階から(弱い、よい、強い)から選んで、ボタンを押すわけです。
すると! 食感や味がより自分好みに調整されたごはんが炊きあがる! という機能なのです。
美味しいご飯が炊きたくて、土鍋使ったり、長時間水に浸けたり、精米器買ってみたり、お酢入れたり、竹炭入れたり、過去、人間は知恵を絞っていろんな技を試みてきたわけですよ。
ですがもうね、そんな必要はございまぜん。なにもかも炊飯器にお任せすれば、毎日毎朝、本当に美味しい、つやつや&ぴかぴかのご飯が炊けてしまうわけです。
すごい…そのうち、炊飯器とおしゃべりできるようになる日もそう遠くはないな、と夢見がちなことを思う宮川なのでした。
次号ではこういったデキる!機能を持った炊飯器たちが炊いたご飯を、食べ比べたりしようと思っております。詳細レポート、ぜひご期待下さい。
タグ:炊飯器